Trance Shift 8 - Notes

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国立国会図書館 東京本館に行ってきた

たまには雑記。東京に夜ちょっと用事があったんですが、昼間はフリーだったので前から気になっていた、噂の国会図書館に行ってきました。国内で出版されたあらゆる出版物が収められているという国会図書館。そりゃ調べ物も捗りますよ...!というわけで。

永田町の国会議事堂の横にあります

ちなみに東京本館は日曜日は閉館日。平日か土曜日に行きましょう。

普通の図書館とは違う使い方を意識する必要がある

利用にはまず、窓口で利用登録が必要になります。登録は申請書書いて証明書提示して20分ぐらいかかります。

と、まあこのへんは普通の図書館と同じなんですが、大きく違うのは図書館が閉架式ということ。閉架式というのは利用者が直接書籍を手に取ることが出来ない方式で、ざっくり言うとスマホやPCなどを使って読みたい書籍をリクエストすると、職員さんがバックヤードから本を取ってきてくれるという方式。資料は貴重なものもあるので、しっかり保存しましょうという形ですね。

資料をリクエストしてから到着するまでにだいたい30分ぐらい掛かるので、その間は別の資料読んだりして過ごす形。ちなみにデジタル化されている資料もある(特に古い書籍)んですが、この場合は館内のPCですぐに読めます。資料室によっては開架式で普通に読めたりする所もあるので、待ってる間は私はここで調べ物してました。歴史書とかの一部はこの辺で。

また、手荷物は専用バッグみたいなのに入れて持ち込みます。ノートPCぐらいは持ち込めますが大きなカバンはNGです。スマホは持ち込んでもいいけど、撮影は遠慮してねという感じ。ちなみに図書館内には喫茶店(3F)と食堂、売店(6F)もあります。

当日はPCを持ってなかったのでスマホだけ持ち込みましたが、調べ物の結果をスマホに打ち込むの結構辛かったのでノートPCがあった方が良いかもしれない...

本当にあらゆる出版物を引き出せる。雑誌、新聞、絶版書籍、ゲーム攻略本、楽譜、さらには漫画まで

資料をリクエストして受付まで到着したら、貸し出ししてもらえるんですが、本当にあらゆる出版物が揃っています。私の場合はとある昔の週刊誌とか、古い歴史書とかをリクエストしてたんですが、調べてみると本当になんでも出てくる出てくる。

特に有用なのは古い新聞ですかね。流石に古いものは紙面ではなくてマイクロフィルムとかになってたりするんですが、数十年前の新聞とかも調べられるのはとても有意義です。ただ、このあたりの資料になってくると事前申請も必要になるので、調べてから行った方がよさそう。

本を読むスペースは結構色々あって、廊下の椅子で読んでる人もいるし、ソファで読んでる人もいるし、専用の閲覧室みたいなところで読んでる人もいます。空調もしっかり完備されてて、周りがとても静かなので本を読むには最高のスペース。正しい使い方かどうかは微妙な所ですが、笑いを堪えながら漫画読んでる人もいました。

ちなみに保存されている資料は、ネットで調べることも出来ますので、事前に調べておくのが良いと思います。

ndlonline.ndl.go.jp

図書館好きなら一度は行きたい施設。カフェも美味しいぞ

とはいえ、大抵調べ物って基本的にネットとか、町の図書館の書籍でなんとかなったりすると思うんですよ。最近は隣町とか近隣の図書館で書籍の取り寄せとかもやってくれるし、ネットで予約とかリクエストも簡単にできちゃう時代なので。

ただ、ちょっと特殊な調べ物する時、特に数十年前の資料を検索したい時とかには、国会図書館みたいな施設はとても有用です。今回は興味半分で行ってみたんですが、次行く時はあらかじめ閲覧したい書籍とかを調べてから行ってみようかなという感じ。閉架式ゆえにお手軽さはちょっと薄いし、東京都心まで行かなきゃいけないので地理的なハードルも高いんですがね...

何より大型図書館という施設で、周りがみんな調べ物してて、施設が静かで、他の誘惑がないので、読書がすごく捗るんですよね。集中してたら30分、1時間とかあっという間に過ぎてしまう。

なお、中にある喫茶店でナポリタン食べたんですが割と美味しかったです。図書館内で飯食えるとは思わなかった。

そんなわけで、また近いうちに行こうと思います。利用者カード作っちゃったしね。