遂にAC1から始まったアサクリマラソンもこれにて完走。というわけで、最新作のValharaをやっとこさクリアしたので記録しておきます。前回のOrigins(Odysseyはかなり前にクリア済みだったので)から少し間が空いてしまったんですが、やはりオープンワールドRPGを何作も続けてやると流石に飽きるわけですね。
また、当初はPS4で始めたものの、始めてすぐにPS5当選のお知らせがソニーさんからやってきたので一旦PS4版でのプレイを止めてPS5版で改めて始めたというのもあります。が、まあここまで待つぐらいならPC版で良かったんじゃねえの感はありますが...
一応本編トロコンまで。プレイ時間は110時間。DLCも買ってありますが結構なボリュームなので、少し時間おいて次回作までにやっておこうかなという感じですね。
過去のエッセンスが詰まった大作RPG
前作OdysseyはオープンワールドRPGに極振りした内容で、過去のアサシンクリードにあったような潜入、尾行ミッションみたいなのはかなり省略されてました。また、現代編と本編がほぼ分離されていて、アニムスがどうのこうのみたいな話はほんのちょっとだけ...だったんですが、本作は過去作のいろんな要素が復活してました。例えば...
- AC3やAC4で大活躍した自分の拠点。今回はイングランドに町を持てます。船はちょっとだけ改造できる。
- AC3などではお馴染みの歴史あるミニゲーム(ナインメンズモリスとか)。今回はオーログという新作サイコロゲームです。結構面白い！
- Unityなどにあった「アニムスの異常」の解決という要素。今回もちょっとしたミニゲーム。
- アニムスの異常を全て解決すると明らかになるある隠しイベント (AC2みたいですね)
とか。他にもOdysseyでは「拠点の攻略」はほとんど潜入して暗殺するか、ボスと戦うだけのものだったんですが、今作はサブクエだったり、石積みをするミニゲームだったり、ちょっとしたパズルゲームだったり、お宝を探すことだったり、少しだけ頭を使う内容のものが多いです。戦闘するだけだった過去作と比べるとかなりバラエティに富んでる印象。
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— すかい (@skyriser) July 5, 2021
ちなみに私は石積みに結構苦労しました...
北欧神話の世界に行ける！
Valharaの名前の通り、北欧神話の世界アースガルズ等に行けます。北欧神話はいろんなゲームで映像化されてますが、「アサシンクリード流」の味付けがされてるので、綺麗でかつ面白い。ものすごい高さからダイブできたりとか。現実の法則が通じない世界なので、いろんな不思議なことも起こります。
割と始まり(火と氷の話)から終わり(ラグナロク)までの話が割としっかり語られるので、北欧神話をゲームで体験しているような感じ。神話の内容をあんまり知らなくても楽しめますが、かるくだけでも大筋を調べておくとより楽しめます。現実パートでも結構出てきますしね。
雪に覆われたノルウェーから、羊さんが散歩するイングランドまで
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— すかい (@skyriser) February 26, 2021
こりゃもうUBIお馴染みですが、映像めっちゃきれいです。今回はノルウェーから始まるんですが、雪に覆われた山や雪原を探索できるし、オーロラも見えるので、好きな方は相当好きなんじゃないかなと。更にその先はメインフィールドであるイングランドを散策していくんですが、現実のUKをぐぐっと縮小した感じのマップになってて、丘陵に羊さんが放されてて...と、UKの田舎を旅しているかのような感覚。
ストーリーは各州(エリア)ごとに進んでいくんですが、エリアごとにちょっとしたお話が展開されて、攻城戦なんかもあります。「アサシンとしてこっそり忍び込むか、大人数でとにかく戦いまくるか」というのは毎回プレイヤーが選べるようになってるのもポイント。
メインストーリーを追うだけなら、100時間かかったりすることはないと思いますが、かなりのボリュームがあるので寄り道が好きな方は覚悟してやったほうがいいかもしれません。
あと、現在はかなり解消済みですが、オープンワールドゲーよろしくめちゃくちゃバグが多いので要注意。未だにかなりのバグフィックスが行われてるので、安定取るならもうちょっと待った方がいいかもしれません...(私はとあるバグのせいでプラチナ取るのがすごく遅れた) 「あれ？」と思ったら公式のフォーラム見てみるのが良いかも。
オープンワールド好きなら是非
今作はARPGになってからのアサシンクリードとしては一番の出来かと思いますが、Syndicate以前のアサクリを知っているとやはり、なんか違うなーという感じは否めません。オープンワールドのARPGとして見るとバグはあるにせよ、安定した出来になってますのでオープンワールド好きなら是非、という感じ。主人公のエイヴォルさんはあんまりアサシンっぽくない、という味付けなので、「オレはアサシンしたいんだ！」という人にはちょっとアレ。
その分、北欧文化にかなり力入っていて、細かい魔除けの装飾が施された建物を見て、蜂蜜種飲みながら斧を振りながら世界を観光する...みたいなのが楽しめる人にはマジでオススメとなっております。秋にはディスカバリーツアーもたぶん実装されるのでめっちゃ楽しみですね。ちなみに私はこのゲームのおかげで中世にかなり興味を持ちました。
ちなみにDLCは2本出てますがどちらもたっぷりボリュームがあるので、まだまだ楽しめそうです。ただ、流石に100時間やったゲームなので、一旦休憩して、次の作品が出る前にまたやろうかなという感じ。
ますます外に出れない状況になってきてるので、しっかり家で引きこもってゲームして世界を救っていきたいところです。
