引き続きゲームログ。このゲームスクショがほとんど撮れないということもあり、今回はネタバレなし。
前回デスストをクリアしたという話を書いたんですが、デスストをクリアしたのが元旦で、次に予定されていたゲームの発売が1月中旬で間が空いてしまう!と何故か手を出してしまったのがP5。結果、引っ越しもあってかクリアが遅れに遅れ、本来やるはずだったゲームができないという自体になってしまいました。ですが、100時間かけてようやく終わったので軽くログに残しておきます。
ペルソナ5 ザ・ロイヤル
— Lix / すかい (@skyriser) March 29, 2020
伝説の大怪盗 (プラチナ)
全てのトロフィーを取得した #PS4share https://t.co/u8w19YDNGw pic.twitter.com/xmdfEZt7Nf
ちなみに真面目にやってればプラチナトロフィーは簡単に取れます。
アドベンチャー/バトルパートの絶妙な関連
アドベンチャーパートとバトルパートの比率は3:2ぐらいですかね。ペルソナといえば昔3をちょっとやったぐらいで、ほとんど初プレイということもあり、アドベンチャーパートこんな多かったっけ?というぐらいの比率でちょっと最初は戸惑いましたが、旨いことシナリオが補間されていくのでこれはこれで面白いかな、という感想。主人公は基本無口ですが、モルガナくんが可愛く喋ってくれるのがめっちゃ良かったです。クイズに正解すると「やるじゃねぇか!!」と言ってくれたりするし。私、褒められるの大好きですからね。
また、アドベンチャーパートで稼いだ好感度がちゃんとバトルに紐付いていくのも良いシステム(P5ではコープランク。以前のシリーズではコミュランクだったはず)です。特定の人物と関係性を深めると、その人物に対応するアルカナ(このゲームの場合はペルソナのカテゴリ)が強化されていくので、アドベンチャーパートを頑張れば頑張っただけちゃんとバトルも有利に進められるという。
このバランスが絶妙過ぎて自然とどちらもちゃんと力を入れてできるシステムになってます。ベースは学園モノなんで学園モノ嫌いな人は駄目かも知れませんけど...(私はどちらかというと苦手だったけど、話が面白かったので今回はしっかり取り組めた)
ただ、主人公のステータスが全てMAXになってしまうとあんまりやることがなくなるので、最後の方はどうしてもダレてきますね...
東京(特に渋谷)を舞台にしたマップ
アドベンチャーパートでは東京のいろんな街を回れるんですが、現実の街と同じ配置で作られてるので再現度に感動します。JR線がJL線になっていたりと細かく違いがありますが、やっぱり自分が知っている街が実際に出てくるとなかなか感動するものがあります。実際に出てくるマップは
- 三軒茶屋
- 渋谷
- 新宿
- 秋葉原
- 吉祥寺
など。規模としては狭いマップですがよく再現されてます。隅々まで眺めてみるのも面白い。ただ、ダンジョンは独自のものとなっているので、これは後述。渋谷の作り込みはなかなかすごいゾ!
ギミックに溢れたダンジョンと爽快感のあるバトル
RPGといえばダンジョンです。P3はたしか自動生成ダンジョンとかだったと思うんですが、今作はほぼ一本道の固定ダンジョンです。ただ作り込みがものすごくて、移動時にアンブッシュできたり、怪盗らしいワイヤーアクションを使った移動ができたり、普通のRPGではまず味わえないスピーディーなダンジョン探索体験が可能。ダンジョンのパズル要素はそんなに難しくないですが、ギミックがとにかく凝ってるので攻略を進めるのが非常に楽しい。
また、バトルはシンボルエンカウントになっていて、中身は
- 相手の弱点をついてダウンさせるともう一度行動ができる
- 全員ダウンさせると仲間に引き入れたり、金品を恐喝したり、フルボッコにするなどの交渉ができる
というものになってるんですが、UIやエフェクト、SEがおしゃれなおかげで非常にやってて気持ちがいいです。弱点が無い敵が出てきたりなかなかダウンしない敵が出てきたりするとちょっとダレてくるんですが、概ねそこも含めて楽しいゲームバランスになっているかなと思います。通常のターン制RPGだと 味方と敵は1ターンに同じ回数攻撃する のが普通ですが、そこを崩して持ってきてくれてるのが気持ちいいのかな(もちろんバランスはこれ前提に作られている)
ちなみに敵キャラも「あーうぜぇ」とか人間味のある言葉を喋ってくれるのが楽しい。特にボスキャラのはっちゃけ具合とか悪ふざけしまくってて面白いです。また、忘れるところでしたがBGMはメッチャクチャオシャレでカッコイイです。通常バトルにボーカル曲ぶっこんでくるし終始ノリノリ。
クリアするのに根気の要る大作RPGだが間違いないゲーム体験
ボリュームは冒頭でも書いたとおりゲーム慣れしてる人でも100時間ぐらいかかります。ゆっくり進める人だと150時間ぐらいかかるんでなかろうか...それぐらいボリュームがあります。よくある ボスに勝てないからレベル上げ みたいな時間とったりもしてないので、普通にボリュームが多い印象です。とにかくアドベンチャーパートのテキスト量が多いんですよね。
ただ、時事ネタやパロティネタも頻繁に挟んでくるし、バトル中に意外な演出が入ったりと飽きさせない工夫が随所に盛り込まれているのでボリュームが多いと行ってもダレることもなくしっかり楽しめるボリュームであると思います。ただ、アドベンチャーパートいいからさっさとバトルだバトル!!みたいな人はちょっとダレるかも。この手のゲームは、アドベンチャーパートをスキップしてしまうとこのゲームの大部分が楽しめなくなってしまうので、できればしっかり攻略したほうが面白いとは個人的には思うんですけどね...
- 猫が好き
- 学園モノに抵抗がない
- JRPGがやりたい
- 東京が舞台のゲームがしたい
- オッシャッレッティーノなBGMが聞きたい
- プレイ時間を100時間取れる
あたりの人におすすめです。特に最後の確保が重要。ゲーム2本分の時間は食われますが、後悔しないですゾ。