タイトルが長いけど、言いたいこと言ったらそうなったのでしょうがないね。こちらも昨年度一気買いしたゲームの一つで、衝動買いゲームの最後の一本になります。これが終われば積みゲーが崩れてやっと次のに手を出せる、ということですね。
中国のインディーズゲームです。ボリュームはトロコンしても20-30時間ぐらい。サクッとプレイ出来る感じですね。
雰囲気が最高！ここまでやるかと作り込まれたディーゼルパンク
最高#PS5Share, #フィスト紅蓮城の闇 pic.twitter.com/CS6984y9nI
— すかい🐶 (@skyriser) February 23, 2022
一応このゲーム、メトロイドヴァニアのジャンルに属するので基本は2Dなんですが、マップは現代らしく3Dで作られてるんで背景が動いていくんですが、とにかく作り込みがすごい。九龍城砦を思わせる程積み上がりネオンの輝く都市がメインの舞台になるわけですが、看板やポスターの細部に至るまで徹底的に作り込まれてて雰囲気が最高すぎるんです。
中国で開発されているゲームなので、ほとんどの看板が中国語ですが、漢字なんでなんとなく読めます。たまに怪しいカタカナ日本語が出てくるのも最高。また、ゲームの音声は英語が中国語が選べますが、中国語を選ぶと雰囲気が出てこれまた最高になります。英語の音声も格好いいけどね。一応UIは日本語化されていて自然な翻訳になってます。ちょっとフォントがダサいけど、まあそういうのはしょうがない。
重苦しい世界観ですが、割とストーリーはコミカルで笑える要素多め。とにかく、ゲームうんぬんの前に背景の作り込みだけでも体験して欲しい...というわけで体験版貼っておきますね。
探索もバトルも基本はしっかり抑えられてる
メトロイドヴァニアと言えば探索ですが、ストーリーに沿って行く場所が決まっているので探索という探索要素は弱めです。寄り道でアイテム拾えたりショートカット開けたりするのが探索の主な要素です。パズルも易しめのものが多く、地図も結構わかりやすいので迷うことはほぼないはず。ファストトラベルなども充実してます。
バトル面に関しては敵の種類はそんなに多くないですが、ちょっと全体的にタフな印象を受けるかも。このゲーム、ある程度チュートリアル進めるとわかるんですがコンボゲーです。武器は拳(フィスト)、ドリル、ウィップの3種類で、弱強特殊攻撃の組み合わせ。空中コンボなんかもしっかり練られてて、師匠(レッサーパンダさん)の元で修行出来るんですが、この修行がちょっとムズい。が、これをやっておくとバトルの幅が広がるのでかなりオトクです。で、コンボを使えばちょっとタフな敵もみるみる溶けるようになるので練習しておくと良いのですな。パリィも出来るよ！
ちょっと嫌らしい組み合わせの敵やボスもいますが、何時間もかかるようなボスは居なかったので、全体的には難易度はユルめだと思います。少なくともメトロイド本家よりは。確か難易度設定でカンタンにも出来たはずなので、アクション苦手な人はそれで遊んでみるのも。
探索パートで唯一残念なのは、長ったらしいパズルパートがたまにある所。敵がほとんど出てこず、トゲに触れるとやりなおしみたいなCelesteっぽいギミックが続くステージがあるんですが、これはあんまり楽しくなかったかな。
見た目が好きなら是非やって欲しい名作
こんなんズルいでしょ#PS5Share, #フィスト紅蓮城の闇 pic.twitter.com/5tR7XRU9bo
— すかい🐶 (@skyriser) February 27, 2022
「ビジュアル気に入ったらやって！その通りのゲームだから！！」
本当にこんなゲーム出て良いのかよ...という感想です。ビジュアル良し、サウンド良し、そしてストーリーもオーソドックスだけど良し。更に価格も安いので、ほとんど死角が見当たりません。
細かく気になる点はいくつかありますが、それでもほぼ30時間ノンストップで楽しんでしまったので、相当自分の中ではクリティカルヒット。
SteamでもPS4/5でも出てますんで、気になった方は是非。
