というわけでキャプチャボードを買ったのである pic.twitter.com/5VnbPKhjoM
— Lix / すかい (@skyriser) November 6, 2019
最近の我が家のディスプレイ状況。ディスプレイを34のウルトラワイドを愛用していたものを廃止、43インチの4Kディスプレイ1本に統一したのですが、今まではサイズが小さめだったからこそ複数のディスプレイを使えたものの、流石に40インチクラスを超えてくるとデスクに複数のディスプレイを配置するのは難しく4Kを1枚で使っています。
PCを使う分には画面の広さは申し分ないんですが、問題になるのがコンシューマーゲーム。ぼいちゃ(Discord)を同時に並行したりするので、PCと同時に画面はつけておきたいのもののディスプレイが1枚なので同時に写すことができません。ちょっとした調べ物ならノートPCを使えばいいのですが、PCでしかできないこともあります。またディスプレイのPiP(Picture in Picture)や画面分割も使えるには使えますが音声のMixが微妙だったり切り替えに時間がかかったりしてちょっと使い勝手は悪いです。そこで、もうちょっとシームレスにタスクを行き来したいな...ということで数ヶ月前にキャプチャボードを導入してみました。
今回用意したのは「AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS」。価格としては2万円ちょっとするものですが、ソフトウェアエンコード式でレイテンシが比較的少ない代物です。
プレイフィール
キャプチャボードというと基本的にかなりの遅延が発生するものなのですが、最近のだとソフトウェアエンコード式なら体感で5-60msぐらい。ゲームによっては普通にプレイできるレベルです。GC550の場合もそれぐらいの遅延なので、RPGとかは普通にプレイできますがシビアなアクションゲームとかは違和感を感じることがあるかも。
細かくは個人の問題になってしまうのですが、私の場合は最近やったゲームだと、
- ゼルダの伝説 BotW (Switch): 普通にプレイ可能
- FIRE EMBLEM 風花雪月 (Switch): カーソル移動と同時に音が鳴るので、違和感を少し感じるが普通にプレイ可能 数十分で慣れる 但し釣り(音ゲー)は無理
- リングフィットアドベンチャー (Switch): 普通にプレイ可能
- ゼノブレイド2 (Switch): タイミングよくボタン押す必要があるやつばかりで無理
- Ys 8 (PS4): 普通にプレイ可能。アクションゲームだがシビアではない
- DEATH STRANDING (PS4): 普通にプレイ可能
という感じ。通常だと普通にプレイ可能なんですが、入力タイミングがシビアなQTEみたいなのが出ると無理、って感じですね。
4K パススルー
GC550 PLUSからの機能ですが、こいつには4K対応のHDMIのパススルーがついてます。
[ゲーム機] => [GC550 Plus] => [ディスプレイ]
とつなぐことで、ディスプレイにそのままゲーム機からの映像を遅延無しで出力できるというわけです。前述の通り私の場合、PCの1画面としてゲームをするというスタイルなのでパススルーを使うことはあまりないのですが、ちょっと大画面フルできれいな画質でやっておくかーという時に役に立ちます。例えば、DEATH STRANDINGなんかは4K対応タイトルですが、2Kのキャプチャボードで見るより4Kで見た方が映像は綺麗なので、そういう場合はTVに出力を切り替えて遅延無しでプレイ。ってことができるわけですね。
ただ、パススルーを使うにもUSBでの電源供給が必要なのでPCは起動しておく必要があるのだけはネック。パススルーを使う時は、PCつけてキャプチャソフト起動して、必要があればそれでスクショ等取りつつ(後述)、TVで遅延無しでプレイ。という感じのスタイルになるわけですね。
ただ、4Kは対応しているもののHDRは対応していないっぽくてHDRは非対応とでます。HDRタイトルやる場合はディスプレイ直じゃないと無理ってことですね。最も、HDRでやるタイトルなんてめったにないですが。(アサシンクリードぐらい?)
キャプチャソフトとスクリーンショット
ちなみに付属のRECentral 4というソフトはキャプチャ画面がいろんなコントローラーでごちゃー、っとしているのでゲームをプレイする時はアマレコTVを使ってます。CODECが有料ですが、特に動画を撮影したりしないのであればフリーで利用できます。こいつは画面以外のUIを一切消せるのがとても便利です。
また、スクショも撮影することができるのでお好きなキーボードショートカットを設定しておけば、いつでもPCのキーを押すだけでゲームのスクショがたくさん撮影できます。SwitchはともかくPS4のスクショ機能は本当にストレスが溜まるぐらい遅いので、ストレスなくスクショがガンガン撮影できていくのは大変に魅力かな、という感じ。
ゲーム機標準のスクリーンショット機能ではないので、これで撮影したスクショをSNSなどにガンガン上げてしまうのは、著作権的には微妙ですがコレクションしていくにはとても便利かな、と思います。ゲーム機に保存されたスクショをPCにコピーするのめちゃんこ面倒ですからね。Dropboxとかに保存しておけば自動でクラウドストレージに入ったりするので、後からゲームのスクショ探すのにとても便利だったりします。
キャプチャ & 配信
一応キャプチャボードということなので配信性能についても。いや、もうこれは文句がないのですが、普通にFHDで配信可能です。付属ソフトでもいいですし、OBSでもなんでもいいです。私の場合はOBSを使い慣れてるのでOBS使って身内に共有するぐらいしかやらないのですが、それも大丈夫。何も文句なく、普通に、使えます。
あと、あんまり関係ないんですが、DiscordにアマレコTVのアプリをゲームとして登録して今やってるゲームのタイトルに変更して、Discordのフレンドに「今オレはこのゲームをやってるぜ!!」と主張していくのが地味に良くて自己満足してるところではあります。キャプチャ切ればゲーム中断したことにもなりますしね。PCゲーなら別に普通に表示されるんですが、コンシューマーゲームやってる時って何も表示されてないんで、「あの何してんだろ?」ってのがわかりませんからね。(PSNやSwitchのフレンド欄みればわかるんですけど)
AVerMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS [4Kパススルー対応 ゲームキャプチャーボックス] DV482
- 発売日: 2018/06/08
- メディア: Personal Computers
ちょっとお高いですが満足度高。ちなみにWindows専用です。