いやホント待ちましたよ!(まさか4作も出るとは...)
閃1おしまい #PS4share pic.twitter.com/eEkqqU6IOT
— Lix / すかい (@skyriser) 2018年10月29日
英雄伝説自体は結構好きなRPGで、軌跡シリーズはFC、SC、the 3rd(ここまでPC)、零、碧(これらはPSP)まではコンプ済みなのですが、軌跡シリーズって話が壮大なので基本的に1つで完結しない仕様なんですよね...特に英雄伝説VIとして発売されたFC(今はFCっていう名前がついてるけど当時はついてなかった)のエンディングと来たらもうめっちゃいいところで終わってしまって「つづく」ってなったので、続きがすぐに遊べないとなんかなーという気持ちになってしまうと。
というわけで閃の軌跡(PS3)が発売されたのがもう5年も前なんですが、当然ながら1つで完結しませんよね...ということで完結するという情報を待っていたんですが、この度ついにIVで完結する、という話を耳にしたので「ではやるか」と。ちなみに1と2に関してはPS4版が去年出てるので、PS4版をやってます。3と4はPS4なので全部PS4で出来るってことですね。Steamでは日本語音声なしの中途半端版が1と2だけ売ってますが...
以下、ネタバレ込みで感想。
ネタバレしますよ!
一応スペース開けておきますね
ほっこり学園モノ
学園モノってものすごい久々にやった気がしますが、閃1の章はだいたい
- 自由行動日 (クラスメイトとイチャイチャできる。日の最後にダンジョンに行く)
- 課外活動 (メインシナリオが大きく進む。狭いエリアだけど散策もできる)
の2本立てになっていて、これに
- 授業、筆記テスト (クイズ。システムの説明から、軌跡シリーズの歴史背景まで。図書館とかで予習ができる)
- 実技テスト (戦う)
とかがちょいちょい入ってくる感じになってます。クイズに正しく答えられるとアイテムが貰えたりするやつ。
軌跡シリーズといえば時事で変わっていく膨大な量のNPCの台詞ですが、今作もこれは健在でストーリーが少し進むとNPCとの会話もそれに即したものになっていくのでNPCとの会話回収するだけで、ものすごい時間が持っていかれる。しかも今回は学園モノになっているので学園内の生徒がメッチャいます。会話好きにはたまらない仕様。
自由に行動できる間はメインクエストとサブクエスト、更に隠しクエストをサクサクこなしていく感じになりますが、サブクエストはいつもの軌跡シリーズらしく、今回も「猫の捜索」は健在。フィーちゃんかわいい。
そんなわけでだいたい序盤から中盤ぐらいまではほっこり学園生活を楽しめるRPGになっているので、割とワイワイできる感じですね。アリサちゃんがラクロスしてたり、ラウラちゃんが水泳してたり、フィーちゃんが園芸してたり...しっかり学生してるなーっていうのがほっこりポイントですね。
世界の位置関係や単位の把握が大事
シナリオはクロスベル編である零、碧の軌跡と同時進行していきます。なので、クロスベル編の軌跡シリーズをやっているとより理解が深まる感じですね。軌跡シリーズは全部の話がつながっているので、都市の位置関係や政治情勢、主要人物の名前を覚えておくとより楽しい。都市の位置関係は一応本編で地図みたいなのがちらっと出てくるけど、覚えきれないので公式サイト参照したほうがいいです。少なくとも私はこれ見ないとわからなかった...
- 公式サイト エレボニア帝国マップ
だいたい中盤ぐらいからシナリオがぐぐっと動き出すんで、いろんな地名がゴロゴロ出てきて位置関係をちゃんと頭に入れておかないとわからなくなります(ました)。少なくとも、トリスタ、ヘイムダル、ガレリア要塞ぐらいはね。
あと軌跡シリーズでいつも出てくる単位ですが、
- 1セルジュ = 100メートル (つまり100アージュ)
- 1アージュ = 1メートル
と変換してやるとものの大きさがだいたいしっくりきます。あんまりセルジュっていう単位見ないですけどね。だいたいアージュ。
BGMは良曲揃い
BGMは文句なしで今作も良いです。バトル曲は熱いし、フィールド曲はオシャレなのが揃っているし、サントラだけでも聞いていられるぐらい。バトル曲だと、リィンくんが覚醒する時とか、宿敵とのバトルとかで流れるExceed!がお気に入り。あとはフィールドだとレグラムが良かったですね。
それからイントロでも流れる列車砲食い止める時のAtrocious Raidなんかもかっこいい。オケと4つ打ち組み合わさってるのは大好物。世の礎たるために、なんかもベースラインかっこよくていいですよね。バイオリンがオシャレ。
もう1曲セレクトすると、ED曲。ED曲って「ふう終わったな〜」というのが多いんですが今作はまだ続いていくので「続きは次回作でな!よろしくな!」と元気ある曲調になってるのが非常に印象的。小寺さんのボーカルも強めでとてもかっこいいですね。
サントラってクリアするまでに曲名見ちゃうとネタバレになることが多いのでクリアするまではサントラを再生しないようにしてるんですが、クリアするとサントラ聴き放題なのがとっても嬉しい。
終章の急展開とラストバトル
割と6章まではこれだとクロスベルと戦争勃発だよなあ...チリチリしてるよなあ...でも戦争始めちゃったらタイムパラドックスになるよねえ?とワクワクしながらシナリオ進めてたんですが、終章に入ってから急展開して宰相が暗殺されて内戦に入る流れは「あーなるほどな」ってなりました。これで確かにII以降のシナリオにつながるよね、と納得納得...でそろそろ「つづく」でエンディングかな?となっていたんですが...ココに来ていきなりロボットバトルが始まって「?」と...
人形兵器が出てくるのはわかるし(パテル=マテルとかいたしね)、生身で死力を尽くして人形兵器を倒すというラストの展開までは結構好きだったんですが、リィンくんがラストダンジョンで手に入れた灰の騎神なる兵器に搭乗して、バトルを始めてから「えっ、ジャンケンっすか...」となってしまってテンションが下がってしまったのが残念。要はラストバトルが気に入らない。というやつなんですが、そのバトル演出必要だったんですかねえ...と思ってしまった。
ラストダンジョンで戦う「影」を倒して騎神ゲットの流れは納得だったし、ボスも結構ユニークな技使ってくるので楽しめたんですけど、ラストの騎神戦はちょっとあまりに。移動もアーツもない。ボスとジャンケンをするか、カウンター技を使って倒す。HPが減ったらエネルギーを消費してHPを回復する...という。まあイベントバトルみたいなものなのでしょうがないかと思っているんですが、これがIIとかIIIとかでも同じようなこと毎回させられるとなると結構厳しいものがあるな...という印象。もっといろんな技とか使えるようになると楽しいんでしょうけどね。(騎神戦もっと楽しいシステム頼む...
(ちなみに個人的な話、エネルギー消費でHP回復するのどこかで見たなあと思ったけど、最近やったゼノギアスですね。リィンくんの騎神が素手で戦うところ、フェイくんとリンクしてしまってゼノギアスっていう感想しかなくなってしまった)
伏線の回収に期待
残念な点もありますが概ねここまでのストーリーは楽しめたので、この後の伏線回収に大いに期待したいというのが今の所の感想。帝国解放戦線のやつらはどうなった?みたいなのより、カレイジャスとか騎神をどう扱っていくんですかねえ?というすごいマシンどう使うのワクワクポイントの方が個人的には気になってます。あとはなんかもういつも見まくってるからアレなんですけど、ピンチになったら出てくるベタベタな助っ人展開も楽しみ。次は誰が増えるのかな。
システムで言えば、上でも書いたけど騎神戦、どうするんですかねえ。あとは軌跡シリーズ毎回おなじみだけど、「今までのオーブメントはもう使えないんだごめんね。新型のやつは威力がすごいからまた1からクォーツ集めてね!(ええぇぇ...ラストダンジョンですごい強い技が使えるの手に入ったじゃん...)」の扱いがどうなっているのか見ものです。たぶん毎回リセットされちゃうんでしょうけどね...
キョカカ #PS4share pic.twitter.com/iKX9Wvnm6c
— Lix / すかい (@skyriser) 2018年10月23日
あとリィンくんが引き継いだ先輩のバイクをどう活用できるのかも楽しみですね。1にはクラッチ操作とかサイドカーの操作のコツとか、「これバイク乗ってる人が書いたろ...」ってクエストもありましたし。
SS集
階段のフィーちゃん 今回アクティブボイスとかいうのでフィールドでちょくちょく話してくれるの楽しかったですね
ウマの移動良かったですね やっぱり乗り物出てくるとRPG!って感じがする
思わず「おお...」って声でた
はいアリサちゃんかわいい
ヘルメットのデザインちょっと流石にええっ...ってなった
はいラウラちゃんかわいい
アリサちゃんはこの表情がいいですね
ヴァリメアァー!!
EPを回復する手段があればもっと良かったのになァ...(いやそれだとヌルくなるって話だけど
やめろォォォォ!!!?
そんなわけで引き続き、IIをやっていきますよ。