また1ヶ月ぐらい空いてしまった。相変わらずゲームしてました。最近はGrim Dawnで爆弾ビルドとElite DangerousでFSDエンジニアカスタムをまたチマチマと進めております。
突然ですけど、MMORPGとかってメインストーリーに関わらないやらなくても良いクエスト、サブクエ(= いわゆるおつかい)がたくさん出るじゃないですか。そういうサブクエってストーリー中断してでも必ずこなしますか?それともメインストーリー終わった後に埋めますか?それともサブクエはやらない派ですか?
そんな「サブクエは埋めるだろ!!」と答えた人にオススメなゼノブレイドの話です。おつかい嫌いな人は刺さらないです。100時間かかるRPGってそうそう無いと思うんですけど、こいつはマジで100時間かかりました。ロードが長いゲームとかって簡単に何十時間も無駄になっちゃったりするんですが、そんなこともなく、ただ、純粋に100時間。厳密に言うと手元のSwitchには95時間と記録されてるんですが、まあ一通りやろうとすると、それぐらいかかるってことですね。
やんぞ!!!! #ゼノブレイド #NintendoSwitch pic.twitter.com/NdQ2Sqf89x
— すかい (@skyriser) 2020年5月28日
そんなわけで先日発売されたゼノブレイド1のリマスター作品、ゼノブレイドDEについての感想とログみたいなものを。ネタバレは配慮してますが、フィールド紹介とかは普通に語るので予めご了承を。
ついに来た名作リマスター!
私がSwitchを買ったのはちょっと遅めで2018年ぐらいだったと思うんですが、なんかいいRPGないすか〜?って話をしてオススメされたのが、これの続編のゼノブレイド2だったわけです。2の戦闘の面白さは衝撃的なもんでして、RPGやってて初めて「まだ敵倒れないで!お願いHPまだ残ってて!オーバーキルさせて!」とか思わせてくれるぐらいバトルが楽しい。戦闘以外にも登場人物は可愛いわ、ストーリーは熱血青春物語だわ、SF要素もちょくちょく出てくるわですっかりハマってしまったんですね。(当時はエンドコンテンツまで手を出してないので、落ち着いたら遊び直そうと思っているぐらい)
2があまりに面白かったんで、その前のゼノブレイド1とゼノブレイドクロスもやろうかなと思いきや、ゼノブレイド1はWiiと3DS、クロスはWiiUと旧世代ハードで2のあとにやるには「ウーン...」という感じだったわけです。そしたらSwitchでリマスターされるって話じゃないすか!というわけで1年近く楽しみに待っていたわけですが、まーこれもまた期待を裏切りませんでしたね。
単なるテクスチャ類のアップコンバートにとどまらず、主人公達のモデリングはリファインされているし、カットシーンは作り直されている(と思う)。全部ではないけどBGMもアレンジされて収録されてる。つまり今Switchで遊ぶのに最適な状態になってるってことなんですよ。更にクリア後の追加ストーリーもあるし、しかも嬉しい ニンテンドーチケット 対応。RPG好きには今遊ばない方が難しいぐらい。
というわけで意気揚々とプレイしたわけですが、まあ沼でしたね。
二転三転する重厚なストーリーと、絶景の嵐
ストーリーについては多くは語れないんですが、大まかに章仕立てになっていて、章の終わりが毎回クライマックスという感じで大きく進展する流れになってます。毎章クライマックスっていうのもすごいんですが、流れるBGMがもうめちゃくちゃ最高に良くて困る。ほんとに困る。クライマックスラッシュで涙腺がヤバい。本当に困るんですよ。
ゲームの進め方もやっぱりMMORPGっぽくてメインクエストやってない間はストーリーが進まないのでサブクエごりごりゆっくりこなす感じですね。だいたいサブクエやってたらマップもうまる。中盤から終盤にかけてはストーリーの伏線がゴリゴリと回収されていくので見ていて飽きず、熱い展開が待ち受けてるのでRPG好きならめっちゃ楽しめると思います。
また、ストーリーと一緒に語る上で欠かせないのがフィールド。これがまあ絶景の嵐なんですよ。巨神の上で生活してるみたいな設定なんで、いろんなところにいかされるわけですが、ファンタジー好きにはたまらない絶景が待っていて、更に見えるところはだいたい全部行けてしまうという。例えばめちゃくちゃ高い塔とか崖があったとしたらだいたいどこかしらから登れてしまう。そしていい景色のスポット発見すると、ちょっとしたご褒美があったりする。また、ファストトラベルも結構充実しててマップ探索だけでも結構楽しかったりするんですよ。やっぱりMMORPGっぽい。絶景、例えばこんなの。
絶景じゃのー #ゼノブレイド #XenobladeChronicles #NintendoSwitch pic.twitter.com/rsJXhT6tuk
— すかい (@skyriser) June 6, 2020
また、フィールドBGMもナイスなのが多いです。昼と夜でアレンジも変わるし。
独特の操作感、システムが複雑だけど楽しいバトル
バトルはコンシューマーゲームにしてはちょっと変わってて、MMORPGみたいな感じ。基本戦闘はキャラ操作で近づいてオートアタック + リキャスト設定があるアーツ(=スキルのこと)という感じで進みます。「ヘイト」の概念もあって、ヘイトを集めるタンク、ダメージディーラーのアタッカー、味方をサポートするヒーラーやデバッファー等、それっぽいロールのアーツとかが設定されてて、好きに組み合わせていく感じ。コンボみたいなのも設定されてて、状態異常をうまくアーツでサポートしてやれば「崩し」=>「転倒」=>「気絶」とかのコンボがなりたって有利に進められます。
他にはゼノブレイド特有の「未来視(ビジョン)」というのもあって、「これから数秒後に起きる敵の大技でこうなる!」というのが見えるので、それに合わせて味方のアーツをうまく組み合わせて回避する、みたいなのも。更に、アーツ使用等で貯まるゲージを使ったチェインアタックという必殺技もあって、これが始まると一方的に攻撃を仕掛けられます。一方的すぎてめっちゃ楽しい。
バトルはなれるまで少しかかる複雑なシステムなんですが、理解したらめっちゃ面白いので基本はこの楽しいバトルを何度も繰り返す、という感じになります。ただ1回1回がやたら長いので、プレイ時間が自ずと伸びる。という感じですね...ちなみにバトルはフィールドからそのままシームレスに移行します。ロード時間もない。他には武器防具やステータスを上昇できるアイテム(ジェム)が敵から確率でドロップしたり、ちょっとしたハクスラ要素もあるので...これもまた沼。
ちなみにフィールドにたまにめっちゃ強い敵がいます。こちらがLv20の頃にLv80のゴリラが突然出てきたりして洗礼を食らうことがあります。こういう奴らをレベルを上げて倒しつくす。みたいなのもまた1つの楽しみです。だから100時間かかるんだ....
終わらない本編、更に楽しめる追加ストーリー
そんなこんなで、めちゃくちゃボリュームあるRPGなんですよ。大部分が冒頭で話したサブクエ。ホントにメチャクチャ数が多い。暴力的。1人から同時に4つとかサブクエ出されたりする。街の人も時間帯によっていたりいなくなったりするから時間切り替えたりするとまた出てきたりするし、特定のクエストが終わらないと出てこないクエストとかもいっぱいある。ふざけんな!!(褒め言葉
上記に上げた以外にもサブクエをこなすことでネットワークグラフが埋まっていく「キズナグラム」とか、とある都市の復興とか邪悪なシステムがたくさん積んである。ああ...もうとにかく全然終わらないんですよこのゲーム。
ホントかなぁ??? #ゼノブレイド #XenobladeChronicles #NintendoSwitch pic.twitter.com/h898jS9NtP
— すかい (@skyriser) June 15, 2020
で、ここに更にDefinitive Editionで追加された、本編の1年後のお話が別途あります。こっちは10時間ぐらいで全部コンプリート出来ますが、本編やった後にやるとすごく感動する展開が待っているし、こっちのBGMもまためちゃくちゃ良いんですよ。霧乃獣戦のBGMとかめっちゃオシャレでいい。2の黄金の国イーラのBGMライクでピアノでポップでオシャレで...
本当に全部を全部コンプリートすると100時間で済まないと思いますが、私は追加ストーリーと合わせて95時間楽しみました。復興全部やって、キズナグラム埋めて、フィールドの裏ボスみたいなの倒して...95時間。本当にサブクエ全部やったり、最強武器防具揃えたり二週目やったりすると永遠に楽しめる気がする。
現代RPGの1つの進化系、最高峰
そんなわけで、オフゲーなのにMMOっぽい体験がソロでできるので、これはこれで1つの進化系なんじゃないかなーと思ったりします。だからMMOをソロで楽しめる人は本当にハマると思う。ちょっと操作感に難あったり、不親切なところも色々ありますが、概ねおすすめできます。
きれい #ゼノブレイド2 #NintendoSwitch pic.twitter.com/xSwILYRaWM
— すかい (@skyriser) January 27, 2018
しかもゼノブレイド1面白かったらゼノブレイド2もありますからね。そして次はゼノブレイドクロスの移植もお待ちしておりますよ。ホント。
メリアちゃん81歳かわいい。スターライト☆ニー!