Trance Shift 8 - Notes

クルマとバイクと温泉。ときどきDTM。

楽曲に付与する映像制作を始めてYouTubeに投稿する話

昨日、アズールレーンというゲームのBGMアレンジ作品を公開したんですが、今回ちょっと実験的なことをしてます。


アズールレーン 6-4 夕立戦 BGMアレンジ 「Night Cruiser R3」

従来は楽曲をSoundCloudにあげてオシマイって感じにしてたんですが、今回は動画を付けてYouTubeニコニコ動画にアップしてます。制作途中のものはTwitterにあげたりとか。まあ理由はいろいろあったりするんですが、SoundCloudで出てくるビジュアルはあくまで波形だけなので見ててもそんなに楽しいものではないし、今やリッチコンテンツの時代なので音声ファイルだけ出して聞いてくれよ...ってやるのもあんまり面白くないよなァ...と思ったりとか。

個人的にSoundCloudに良い印象がないというのもありますが、きっかけになったのはなぜか突然Vaporwaveにハマりだしたこと。80'sや90'sを感じる妙なVapor感がドチャクソ気に入ってしまい連日エモい動画を探してしまうといったこともあって、「あ、なんかこれ。動画作りたい。」となったのでした。まあ実際にはそういった動画を作るには腕が足りませんが。

そんなわけで動画制作のあれこれをまとめてみようと思います。備忘録的に。

入門After Effects

実のところ動画制作というか映像編集自体というのはやったことが無いわけではなく、以前車載動画みたいなものを作ったことがあったり、ちょっとした即売会用の宣伝動画を作ったりと簡単な編集自体の経験はあったんですが、そのほとんどが映像をつなぎ合わせただけで、Premiereを利用してトランジションを軽く組んでロゴを乗せる程度のものでした。

今回はより細かい映像編集をやってみたかったのでAfter Effectsを利用。ただこいつについてはほとんど触ったことがなかったのでチュートリアルを触りつつなんとか基本の基本だけは抑えました。まだわからない機能がたくさんですがそいつはおいおい制作して覚えていければな、という感じ。

今回、エフェクトはスペアナをどかっと乗っけてみました。スペアナというのはベタな方法ですが単純でカッコ良いのでこいつを採用。昔、AEが古かった頃に映像にスペアナを載っけようと思って挫折したことがあった気がしますが、今や標準エフェクトとしてくっついてくるのでとても楽です。ちょっとエフェクトの使い勝手にクセがありますが、とりあえず音にあわせてなんかが動く、みたいなところは簡単にできそうなので活用できそう。

「夕立」の楽曲なので、背景映像は夕暮れあたりの映像を利用して、上半分だけをミラーリング。透明感を狙ったのでこれはウマくハマりました。元の映像は新東名高速ドラレコ映像ですが、解像度がひどく露出もおバカなのでもうちょっと良い動画を撮りためておきたいですね。

動画の面白いところは、エフェクトで全く違う映像が生み出せるところなので、しょうもない映像でも編集で化ける可能性があります。例えば上下反転する。逆再生する。スローにする、早回しするとか。とりあえず最もよく使うであろうドラレコの走行映像とかはたくさん保存しておきたいし、先日買ったカメラで動画もいけるのでちょこちょこ撮っていきたいですね。

今のところは質より量出していきたい。

音楽制作と動画制作を交互に行える魅力

音楽制作って割と煮詰めると飽きちゃうタイプなので合間にゲームしたりお出かけしたりすることが多いんですが、動画制作を並行してやると音楽制作と相乗効果が生まれるんですね。要は、音楽の"イメージ"をそのまま"映像"として具現化できるのでよりイメージが固まりやすく誘導しやすいわけです。例えば、透明感や疾走感、イメージカラーを頭の中でイメージして音楽にフィードバックするのと、実際に映像化としたものを見てフィードバックするのとでは後者の方がより、やりやすかったりします。

また、動画を作りながらマスタリングチェックもできますし、耳が疲れたら別の曲を聞きながら映像の一部を集中して作るなんて気分転換もできるので、この組み合わせは非常に強いな、という感じ。動画に限らずロゴ作るとか素材を作るとかそういったものでもいいんですが、最終的に1つの動画として集大成が生まれるので、あらゆるクリエイティブに手を出せるのは強いなという印象でした。

まあ、今更気づいたのかよ。って感じなんですが、耳が疲れてきたら映像。映像に飽きたらDAWを起動。ってできるのはなかなか良いなと。ほんとにどうでも良いようなクソ動画を作ることもできるので息抜きもできますしね。

ラウドネスを計測してマスタリング

従来はRMS等を参考に曲のピークに合わせて音量をそこそこ持ち上げるというマスタリングをしてました。これは基本的にCD制作等においてビット深度が限られる中、そこそこの音量まであげて揃えるっていうプロセスになるわけですが、基本的に各々が自分の正義に従って決めた値に沿って調整していくので結果、各々の音量はバラバラになると。そこで人間の心理視聴音量に近いラウドネスってのが数年前から広まってます。

現代のYouTubeとかVimeoとかの動画サイトでは、このラウドネス指標が導入されていて、ある一定値を境にそれを超えていると自動的に音量が上下されてしまうという仕様になっているそうで、今はだいたい-13 LUFS(LKFS)あたりを目安として自動的に調整しているらしく、必然的にそれに合わせたマスタリングに変更する必要がありました。(参考程度に今まで作った楽曲のラウドネス測定してみると、やっぱり-10 LUFSとかで結構音量は高めの傾向)

今回はYouTubeをメインターゲットにしたので今までのRMSメーターを完全に捨てて、ラウドネスのみで測定をしながら音量バランスを取りました。結果、だいたい-13 LUFSというのは無理にマキシマイザーなどを噛まさずとも軽くコンプかけてやるぐらいで到達できる音量だったので、調整は結構楽だったかな、という印象。これぐらいだと音量を上げるというプロセス自体がほとんど必要ないです。

今後はYouTubeあたりをメインにあげていこうと思っているのでこの方式でやっていこうと思います。

そんなわけで次もなにか作っていきますよ。もうちょっと素材を集めたいですね。