前回、NEX-7の本格撮影を視野に入れたレンズ交換システムを考えるという記事を書きまして、結果的に私の中のNEX-7のレンズ交換システムは完成してしまいました。というわけで、2月の頭に新月になり撮影も控えているということで2月の予算を前倒しして買ってきました。
想定している予算より少しオーバーしていますが、勝負玉ということで少し奮発。
解像度とコントラストと使い勝手のバランスがスゴイ
折角買ったのでということでちょっと散歩ついでに撮影も軽く行ってきましたが、このレンズ解像度もコントラストも結構高めなので万能で使っていける感じでした。特に広角側が換算24mm開始というところ、ズームしても焦点がずれないというところが非常に使い勝手が良いです。
開放だと若干周囲が甘くなるので、F5.6あたりまで絞ってやると解像度感もしゃきっと出る感じです。中央付近の解像度は非常にシャープですね。
質感もとてもよく再現されるので万能に使っていけそうです。昼の写真はあまり無いので、また別の機会にでも。ともかく、このレンズ使い勝手がむちゃくちゃ良いので普段の持ち歩きレンズで付けっぱにしようと思っているぐらいです。
山梨県みずがき湖
そしてテストしておきたい星景テストですが、これまたすごく良い結果です。ちなみにこの日、フードを付け忘れたせいで木星等の明るい星からレンズフレアが発生してしまってますが、気にしない感じで。
空のコンディションはこの日ベストではなかったのですが、換算24mmの広角を活かした構図を赤道儀付きでテストしたところ、とてもとてもシャープな絵が出ました。普段使っている18-55mmに比べると星がよりシャープな点像になるイメージ。もちろん、画角の違いはありますがそれでもかなりの差になる印象でした。
こんな感じで地上の構造物を合わせてみると結構面白いです。もうちょっと絞っても良かったかもですが、これだとその場の雰囲気が感じられる絵になりますね。(ちなみに赤道儀は使ってないため、少し流れてます)
モロに雲の影響をうけてますが、左側にアンドロメダ銀河が写ってますね。北天の天の川も綺麗に映るのは気持ちが良いです。
望遠側をフルに使うとこれぐらい寄れます。換算約160mmですが、オリオンの大星雲がこれぐらい綺麗になりますね。1枚絵だと若干ノイジーなのでコンポジットしてあげるともっとシャープになるかもしれません。
この日はドライブついでだったので防寒対策もばっちりというわけではなく70枚程度で撤退だったんですが、超広角領域(24mm)を活かした絵はとても面白かったので次回もこのレンズを活用していきたいところですね。しばらくこれ1本でいいやと思ってるぐらいです。
週末は新月なので晴れるといいんですけどね...