1日時間ができたので、久々に♨でも。ついでに朝霧高原あたりで撮影して帰るか、と思って出発したものの途中で気が変わって上野原あたりから北上、R411を流すというルートに変更され、塩山での撮影と切り替わったのでした。この日は月が上弦で出ていましたが、雨上がりの後ということで天体撮影にはベストコンディションでした。
この日も207でお出かけ。ニンジャさんは来週のキャンプに持ち越すためにメンテナンス中。そして、この日はこのレンズのテスト撮影でもあったのです。
SEL16F28 + VCL-ECF1 Fish-Eye Converter
実はコンバージョンレンズ (VCL-ECF1) 自体は結構前に購入していたのですが、合体元となる SEL16F28 の入手が遅れていたのです。が、この度遂に入手に成功したのでようやくのシェイクダウン。待望の魚眼レンズです。
超広角レンズは以前 SEL1018 を奮発して購入していたのですが、自然物をダイナミックに撮りたい場合、10mmでは足りないことも多くこれ以上は超広角ではなく対角魚眼というシチュエーションが多々。魚眼だと映る範囲がバカ見たく広いので、特に空の全景を収めたいケースなんかに重宝します。もちろん、星撮りにも最高です。
元のレンズとなる SEL16F28 は周囲が非常に流れやすく結構絞ってやらないと甘い絵になってしまうのが残念ポイントなんですが、魚眼コンバーターを合体させたところで基本は変わらず、F5.6ないしF8あたりまで絞ってやらないと周囲がしっかり解像してきません。星撮りの際もF2.8だと周囲が完全に流れてしまうのでF4までは最低絞って使うような感じでした。
道端で ISS (国際宇宙ステーション) 狙い
この日は夕暮れを R411 柳沢峠で迎えたので、道路を下りつつ撮影。R411 は現在バイパスを建造中で狭いヘヤピンも少なくなっていて、どんどん道が快走路になってます。
そして、丁度この日の夕方に空を ISS が横切るという話があったので、そちらも時間を狙って撮影。魚眼で長時間露光すればよかったなという感じですが、30秒で狙ってみたところこんな感じに。
魚眼なので30秒程度じゃ星もほとんど動くこともないですし、この日は赤道儀は無し。ISS が横切る時間帯はかなり空が明るい状態でしたが、こんな感じで綺麗に軌跡に。超望遠レンズがあれば像を狙うことも可能らしいですが…
後はお遊びしてみたり。200円で入手したジャンクのクロスフィルターを使ってズームレンズでお遊び夜景とか。
クロスフィルターを過剰に使った夜景とか。春とはいえ、まだ夜の撮影はかなり冷えます。2時間も撮影していれば体も冷えてしまうのでキャンプ道具のジェットボイルでお湯を沸かしつつコーヒーを…
そんなわけでもうちょっと暖かくなるといいですね。魚眼レンズで天の川撮りたいですから。