完全に積みゲー消化が止まってしまった。つい先週Earlyで配信されたDyson Shere Program(以下DSP)が超絶面白いです。まだクリアしてないんですが、こんなものすぐに語らずしていられようか...!というわけで簡単にご紹介。
時間が無い人はご注意。ここから下読む前に回れ右した方がいいですたぶん。
FactorioにSF要素(特に宇宙)が加わった!
わかりやすく言ってしまえばDSPは、FactorioにSF要素を加えて、Satisfactoryのいいところを輸入してきたものです。
- 見た目は3Dだがズームできる範囲が広く操作感は2DのFactorioに近い。ちなみにSatisfactoryはFPS。
- Factorioは地下と地上の2レイヤーだけど、DSPはベルトを何層にも重ねられる。ラインの作り方はSatisfactoryに近い。
- 敵はいないので、自分の工場作りに没頭できる。
- 主人公はロボ。ロボなのでアップグレードできるし、宇宙だって飛べる。
- 「マップ」ではなく、フィールドは「惑星(もしくは衛星)」。球体のフィールドに構築していく。
- となりの「惑星」や別の「星系」を開発することもできる。相互にアイテムをやりとりすることも。
- 最終目標はダイソン球(Dyson Sphere。恒星をまるごと覆ってエネルギーをいただいてしまうとんでもない奴)を作ること!
という感じ。
ほかにもFactorioと比較すると、原油が無限だったり、パイプがなかったり(水や原油もベルトで運ぶ)と簡略化されている部分はあるけど、Factorioで工場建設するにあたって、「こうであったらもっといいのにな〜」と個人的に思っていた部分が実現されてるので、そりゃ面白いですわと。
他の惑星/衛星から資源をいただいたり、隣の星系に出かけたりしよう
ほとんどの制作物は、初期に降り立つ衛星(以下本星)の資源だけで製作できるんですが、同じ星系内の他の惑星では初期衛星に無い資源(例えばチタンやシリコン)を活用するとより効率的にゲームを進めることができます。例えば、高純度シリコンを作るには、
- 本星の資源だけで作る場合
- 1.石を採掘
- 2.石10をシリコン原石に加工
- 3.シリコン原石2を高純度シリコンに加工
- 隣の惑星から資源を持ってくる場合
- 1.隣の惑星でシリコン原石を採掘
- 2.シリコン原石2を高純度シリコンに加工
- 3.高純度シリコンを本星へ輸送
本星だと石20個の消費が必要なのに対して、輸送手段さえ確保できれば隣で原石2の消費ですみます。ゲームが進むにつれ中間素材が楽になるものがどんどん増えてくるので活用すると良い感じですね。ちなみに輸送コストはほぼ電力以外かかりません。
ちなみに電力はタイトル通りダイソン球からごっそりいただくことができるんですが、それはエンドゲームの話で、最初はダイソンスウォーム(太陽光パネルみたいなのを恒星の軌道上に飛ばして、そこから電力を転送する)みたいなのがある程度研究を進めれば使えます。電力は太陽光パネルを使ってもいいし核融合をしてもいいんですが、せっかくだからダイソンスウォームを使うとロマンがあっていいですね。
かなり面白いぞ!
上に書いてきたようにFactorioと操作感が変わらず、それでも3D化されているのでグラフィックが結構綺麗です。星の位置や軸の傾き、自転などもシミュレーションされているので、それによって昼も夜が変わります。夜は工場がライトアップされるので非常に綺麗だし、ベルトや建造物を層にして上に積んでいけるので高層化が非常に面白く、見た目も美しいのでつい眺めてしまって時間が過ぎることも。
現在Early Accessで販売中。2000円ぐらいなのでうっかり買って時間を溶かすといいですよ!