Trance Shift 8 - Notes

クルマと温泉とキャンプとゲームと登山、たまにDTM。

教団と信条の起源に迫り、猫が乱入するARPG、Assassin's Creed Origins

アサクリマラソン10作目、 オリジンズをクリアしました。オリジンズからのアサクリ(Origins(2017) > Odyssey(2018) > Valhara(2020))はARPGベースとなっていて、これまでのゲームデザインが大きく変わってるんですが、全体的に操作が簡単、シンプルになっていてとても遊びやすくなってます。

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ようこそ、ピラミッド&猫の国へ。

一方でAPRGベースとなった最初の作品であるため、いまいち調整不足というポイントもたくさんあり、全体的には荒削りだけど面白いという印象。ボリュームとしては本編クリアまでが寄り道結構して35時間ぐらいです。

時代は一気に古くなって紀元前40年頃の話。古代エジプトをテーマとしてるため、やたら猫が登場し、ピラミッドなどの観光も出来る楽しいゲームでした。前回の作品が近代だったので一気に画面は地味になってしまうのが少し残念ポイント。

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ちなみにオデッセイはクリア、コンプ済みなので、今回でマラソンは終了です。マラソン終了後は最新作ヴァルハラをじっくりプレイしていく予定。しかし長かったですね...

操作は簡単に。ARPGベースになったオープンワールドでエジプト観光を楽しもう

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ピラミッドに登れるのはゲームだけ!

UIは全体的にごろっと変わってしまい、

  • 左下のミニマップは無くなり、画面上部に方角が示されるようになった
  • 右下に常に表示されていたボタンアクション対応は遂に消えた(これいらなかったですよね...)

とかの改良がされて、操作面でも、

  • ダッシュなどはオートとなり、ボタンを押しっぱなしにしなくても良くなった
  • フリーランの上下もボタン1つになるなど、全体的にキー配置が大幅に改良されている
  • 近接戦闘が弱攻撃、強攻撃、回避、そして盾によるガード等に派生し、ARPGっぽくなった

とかとか、全体的にシンプルになりつつ、RPGになるように調整されてます。特にフリーランはややこしいキーの同時押しとかをしなくて良くなったのでとても簡単ですし、アサクリ2のように上れる場所が限定されているとかもほとんどないので、ストレスフリーです。まあこれによって「アサクリっぽさ」というのは結構薄れてしまったようなが気がするんですが、個人的にはこれはこれで。という印象ですかね。

ゲームデザインは大きく変わり、今までのような箱庭ゲームではなくなり、真の意味でオープンワールドになっているので、かなり広い範囲を探索していくことになります。メインクエストとなる必須クエストが明示されていて、それを進めればOKというイメージ。サブクエストやお馴染みのロケーションイベントは健在で、特にロケーションイベントは膨大な数が用意されているので、トロフィー狙う場合は全ロケーション攻略が必要、とてんこもりになってます。

ちなみに、私はオデッセイを先にプレイしているので、ARPGベースとなったアサクリは初めてじゃ無いんですが、オリジンズはオデッセイの前の作品なので、いろんな点でちょっと不便です。例えばオデッセイではL2/R2長押しとかで強力なスキルアクションが使えるんですが、オリジンズにはそういうのが無かったりするので単純に敵を殴って倒すだけだとか。オデッセイには盾をひっぺがせるスキルとかもあるんですが、そういうのもないので面倒だけど盾持ちには背後から切りつける、とか。良い意味でも悪い意味でもオデッセイはオリジンズの進化版なので、この辺は先に最近の作品やってるとちょっとストレスかも。

教団と信条の起源

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探索もストーリーも面白いぞ。超古代文明も出てくる!

オリジンズ、ということでアサシン教団は以下にして作られたか、というのが語られるストーリーなんですが、今作は割とストレートにわかりやすいシナリオです。暗殺そのものは上記のARPG化により、暗殺と言うよりボスを倒すみたいなイメージになってしまっているんですが、お馴染みの暗殺後のシーンなんかは健在。

歴代のアサクリをやってきてちらほら、パズル等で出てきた起源の話がちょこちょこ補完されていくので割とシリーズやってきた人には興味深く、主人公のバエク以外に妻のアヤを操作することがあるんですが、このあたり出てくると一気に核心に迫るので面白いです。この時代で登場する有名人はクレオパトラ7世とか、カエサルとかなんですが、カエサルがちゃんと名言(「賽は投げられた」とかね)言ってくれるのが個人的にはグッと来ました(しかもCV大塚芳忠さんですよ)。

また、本編以外にもDLCが2本あるんですがそのうちの1本(隠れし者)は教団に関するものなんで、これはやっておいて損なし。本編の続きが描かれます。もう1本のDLC(ファラオの呪い)はオマケ的なやつなのでご自由に。また、ディスカバリーツアーはちらっと見ておくと本編をより楽しめるので面白いです。

猫まみれの古代エジプト

走ってくる猫。

タイトルにも書きましたが、古代エジプトでは猫(犬も)をとても大切にしていて、そこら中に猫いるんですよ。街を歩くと「ニャー」と鳴き声がして振り向くと猫がいるし、大事なイベントシーン中でも猫が乱入してきて会話がまともに聞けなくなる。猫に興味なかったら別にどうってことないんですけど、猫が走ってフレームインしてくるだけで気になる私としては、「なんてことをしてくれたんだ....」という気持ちでいっぱい。

猫ちゃんは1匹のこともあれば、2匹、3匹寄ってくる場合もあります。動物のモデリングは猫以外にも牛さんやライオンさん等非常にモーション共に凝っているので必見です。また、今作ではワニがやたら強いのでご注意。アサクリ4のサメ程ではないですが....

いよいよマラソンが終了。最新作へ

というわけでここまで続いたアサクリマラソンも無事完了。次は最新作のヴァルハラです。しかも幸運なことにこのタイミングでPS5が当選したのでPS5でプレイを予定。時代はちょっと進んで9世紀のお話だそうなので、文明がたくさん出てきて楽しみですね。やはりアサクリシリーズは文明が発達していた方が楽しい。