Trance Shift 8 - Notes

クルマと温泉とキャンプとゲームと登山、たまにDTM。

FE 28mm F2 を購入

実は4月の終わりに購入して使っていたのですが、思ったより使う機会がなくまとめるのに時間がかかってしまいました。

軽量、リーズナブル、高解像度

このレンズを表すならこう。リーズナブルと言っても5万近い値段なのでひょいと買えるわけじゃないですが、フルサイズの現代レンズと考えるとそこそこお得感あります。軽い。28/2のレンズで200gです。しかもEマウントレンズなのでフォーカスも早いですね。Aマウントとかの安レンズより快適です。

写りは現代レンズらしい高コントラストな絵で解像度も開放からかなり高いです。星景にも使ってみましたが、F2でもわずかに流れるかな?というぐらいです。F4あたりまで絞り込んでやればしっかり解像します。

E 16mm F2.8の時は結構解像度酷かったですが、今回はかなり良くなってますよ。まぁその分値段も...ですが。逆光耐性もバッチリですね。

ディストーションは結構ある

リーズナブルでコンパクトなレンズですが、欠点が一つ。歪曲収差、結構あります。カメラ側、デフォルトで歪曲補正が入っていてオフにできません。(A7IIで確認。おそらくA7でも同様)

JPEGで出すとしっかり補正された絵が出るので気にならないんですが、RAWで出すと盛大に歪曲します。水平線が丸くなるぐらい。JPEGで出した絵とRAWで出した絵は、RAWにしか写ってないものもあるぐらいです。もちろん、後からレンズプロファイルあてて補正すればいいんですが(Lightroomだと6で対応)、普段RAWで撮るよーって人は注意かも。

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例えば上の写真と同じようなロケーションの別の写真、LightroomでRAW見るとこんな感じです。これを補正するのに歪み補正が+25でなおかつクロップという感じ。レンズプロファイルあるなら当てちゃったほうがいいですね。天体でしっかり隅々まで解像させたいといった場合、場合によっては不自然な感じになるかもなのでこのあたりは要注意。

コンバージョンレンズでさらなる可能性?

さて、このレンズにはコンバージョンレンズなるものがあって、

とそれぞれ、スペックが変化します。しかもコンバーターつけたときはしっかりEXIFに反映されるとか。

私は両方まだ購入してないんですが、フィッシュアイは導入するかもしれません。ウルトラワイドの方は21mmになるので、28mmとの住み分けがちょっと難しそうだな、という感じ。21mmの単焦点であれば、いっそ、レンズ補正なしでストレートな絵が出る、コンパクトMFな Voigtlander Super Wide-Heliar 15mm Aspherical III か、解像度の高さとコストパフォーマンスに優れる Sigma 12-24mm F4.5-5.6 DGII HSM あたりのがいいかな、という感じですね。両者ともマウントアダプターが必須なので持ってない場合はそれなりにコストかかりますけど。

SIGMA 広角ズームレンズ 12-24mm F4.5-5.6IIDG HSM ソニー用 フルサイズ対応 204624

SIGMA 広角ズームレンズ 12-24mm F4.5-5.6IIDG HSM ソニー用 フルサイズ対応 204624

フィッシュアイについては、Aマウントで補完する以外では現状選択肢はあまりないですからね。コンパクトさを考えれば持っててもいいかなと。バイク旅とかの時コンパクトレンズだと重宝しますからね。

メイン、サブレンズ

そんなわけでFEレンズがまた増えました。今のところは、

  • メイン: FE 55/1.8
  • サブ: FE 28/2

という布陣で使っていく次第です。何にでも使える汎用性の高い 55mm をメインとして、画角広げたいなという時に 28mm という使い方。ほとんど風景メインになりそうですが、しばらくはこんな感じで使ってみようと思いますよ。