Trance Shift 8 - Notes

クルマと温泉とキャンプとゲームと登山、たまにDTM。

世界中からポストカードが届く!Postcrossing をはじめた

また、突然趣味を増やす人。

世界中から届いたポストカード。切手も国で色々違って良い

Postcrossing (ポスクロ)というのは、世界中の誰かと実物のポストカードを交換できるWebサービス。世界の誰かに郵便で1通カードを送ると、全く知らない別の誰かから1通カードが届く仕組みです。

www.postcrossing.com

デジタルな時代に逆行するアナログな趣味。でもデジタル時代の良い所がミックスされてるポスクロの程良いシステムが非常に面白かったので紹介です。

知らない誰かにカードを送る、知らない誰かからカードが届く

冒頭に書いたとおりポスクロのシステムは、1通送ると1通届くというシステムです。もうちょっと詳細に解説すると、

  • 1.PostcrossingのWebサイトにで、住所を「リクエスト」すると、登録されている「誰かの」住所とカードIDが表示される (つまり住所ガチャ)
  • 2.表示された相手にカードIDを書いて、ポストカードを送る
  • 3.相手がポストカードを受け取ったら、カードIDをPostcrossingに登録する
  • 4.この時点でポストカードを「1通受け取る」権利を得られるので、別の誰かの住所リクエストに自分の住所が出る
  • 5.別の誰かがポストカードを送ってくれる

という仕組みです。 同じ相手と送り合うことは基本的にしない ってところが良いシステムだなと思ってて、文通的なことは考えなくていいんですよね。とにかく1通送れば終わり。もちろん、文通ウェルカムだぜ!という人のために direct swap というオプションもありますが、私は基本的に気軽にやりたいのでオフにしてます。

ちなみに同じ国の人に送ることは出来ないようになってます。日本の人には送らないし、届かないってことですね。(これもオプションで変更出来ます)

普段文字を書かない人のリハビリにも?

普段お手紙なんて全く書かないもんで、普段仕事もあらゆることもキーボードで済ませてしまうので字がほとんど書けなくなっています。ああ現代人。特に漢字なんてスマホ見ないとわからない。漢字は読めるけどほとんど書けない...

でもポスクロは基本的に「Use English」というのがガイドラインに定められているため、メッセージは英語で書きます。なので、アルファベットしか使わないわけですね。アルファベットなら流石に忘れることはないし、すらすら書けるので普段漢字が書けない人でも大丈夫、というわけ。

英語が読めなくても大丈夫だし、書けなくても大丈夫。だって今はAIがあるからね。届いたカードの英語が読めなくてもChatGPTに写真撮って渡せば読んでくれるし、日本語訳もしてくれます。流暢な翻訳もお願い出来ちゃいますからね、AIを活用すれば言葉の壁なんてないようなもんです。

ポストカードや切手の収集が楽しくなる

ポストカードというのは日本でいういわゆる絵はがき。裏が全面写真とか絵になってるやつですね。道の駅とかのお土産コーナーにもよく置いてある。表側に切手を貼って、相手の住所を書いて、簡単なメッセージを書いて送るだけ。とても簡単です。

ポストカードは国際定形郵便になるので、必要な切手は現在100円(船便だと90円)です。普通に100円切手を買っても良いですが、私は110円で売られてる記念切手を愛用してます。郵便局行くと定期的に新しい柄が出てるやつ。10円分ムダになっちゃいますが、デザイン重視ってことで。あと2円(ニホンノウサギの柄です)切手がカワイイので2円切手も一緒に貼ったりしてます。

切手発行一覧 | 日本郵便株式会社

カードの絵柄は、自分の好きに選んだら良いんですけど、相手のプロフィールを見て好みに合わせると喜ばれます。私の場合は道の駅とかで風景のカードを集めておいたので、最初は富士山の写真ばかり送ってました。日本の人が受け取ることがないので、THE 日本の山である富士山はめっちゃ喜ばれるんですよね。基本的に自分の住んでいる土地とか文化のカードが嬉しいです!と書いてあるプロフィールが多いので、綺麗な風景や自然の写真、イラストを中心にカードを集めるようにしています。後は趣味枠としてワンちゃんのカードも大量に集めておいてます。犬好きとか犬飼ってるってプロフィールの人を見つけたら柴犬のカード送ってやるんだ...HEHE...

カードの半分は相手の住所で埋まるので、カードのもう半分を使ってメッセージを書く感じになるんですが、大きい手切手貼ったりエアメールのシール貼ったりすると結構領域が狭くなるので、200文字ぐらいしか書けません。例えば、上高地のカードなら

This postcard shows Taisho Pond in Kamikochi — a peaceful place in the Japanese Alps.  
You can hear birds singing and see the mountains reflected in the quiet water.  
It’s one of my favorite places to feel calm and close to nature.

これぐらいの簡単な英文ぐらいしか書けません。(中にはものすごい英文詰めて書いてくる人もいるけど)

なので、カードを選んで、切手貼って文章書く時間は15分も掛からない感じですね。

世界中から宝物が届く!

世界中から届いたカード。紙の匂いが日本と違う!

カードを送って相手に届いたら、今後は別のカードが届きます。どこからどんなカードが届くのかは全くわかりませんが、とにかく誰かから届きます。これが良い。

カードは世界中から届くので、色んな柄があるし、カードのサイズもバラバラ。私のように観光地で買ったカードを送る人もいるし、手作りのカードを送ってくる人もいる。表に書くメッセージも色々。カードの紹介をする人もいるし、ひたすら自分の紹介をする人もいる。でも、メッセージは全て受け取った自分宛に書かれたもの。これが良いんですよね。自分専用のメッセージカード。めちゃくちゃ嬉しいんですよ。

私の場合はプロフィールに風景とか犬好きです、とか書いてあるので、ワンちゃんのカードとかワンちゃんのシール貼ったカードがよく届きます。本当に世界中の風景とかワンちゃんのカードが届くのがすごい。カードの厚みも国によって全然違うし、匂いも違う。10000km以上旅してくる奴もあるもんね。切手も国によってデザインやサイズが全然違うので、色んな国から貰うと嬉しい。

そして、貰ったカードはみんな宝物になる。良い...

郵便趣味は手軽で楽しい

そんなわけでポスクロは、デジタル時代の郵便趣味を補助してくれるツールです。面倒な文通のプレッシャー等もなく、シンプルに1通送ると1通届く仕組みなので気軽に出来るのがとても魅力です。AIを使えば翻訳も出来ますし、今や崩し字も解読できるので、気軽に楽しめます。

ボールペンとポストカードがあれば気軽に始められるし、世界中からカードが届くのが本当に嬉しい。

そんなわけで、郵便受けを確認するのが毎日の楽しみになってしまったのでした。