Trance Shift 8 - Notes

クルマと温泉とキャンプとゲームと登山、たまにDTM。

トップ > 旅 > 2024年 東北ツーリング 6days 前編

2024年 東北ツーリング 6days 前編

旅 車

忘れないうちに、そろそろ書いておきましょう。当初は秋田に用事があったので新幹線で往復するつもりだったんですが、たまたま前後に休みが取れたのでじゃあ車で回ろうぜ！となって実行された久々の長距離旅行計画。5泊以上の旅行は実に2019年から5年ぶりであります。去年は広島行ったけど移動メインでは無かったので。

小岩井農場から望む岩手山。一度見たら忘れられない特徴的な形だ...

ちなみに今回は全部宿泊。キャンプや車中泊は無しです。キャンプは正直もうちょっと飽きてるし、車中泊は体壊すと次の日の予定に響くので。また、宿については必ず大きいお風呂がある宿にしました。シャワーじゃ疲れは回復しないですからね。結果、6日間通して体力全開で楽しめたので、やっぱりお風呂とお布団は大事なのです。

ちなみに前回の2019年の旅行ログはこちらです。もうずいぶん古い...

notes.levolution.info

Day 1: 山梨 小淵沢 => 宮城 古川

この日は移動日。関東には近づきたくないので、八千穂高原を経由して、佐久から北関東道経由で東北道へ。ひたすら北へ移動し続けて約500kmの古川で一泊です。東北道自体がものすごく久々なので、かなり新鮮。途中栃木を通ったので勿論レモン牛乳もキメておきました。これがなきゃね。

古川は初めて来たんですが、たまたまホテルが駅前だったので、駅までちょっと散歩に。

気になったのは、パパ好みとかいうどう見てもおつまみ詰め合わせセット。これは賢い。旅のお土産の鉄板ってだいたい甘いものなんで、おやつ用になるんですが、このお土産なら晩酌用になりますからね。こんなお土産貰ってきたら確かに酒飲みのパパは喜ぶ。旨い着眼点だなって思いました。マーケティング上手だわ。

夕飯はまるまつさんへ。東北を中心に店舗を展開するいわゆるローカルチェーンで、スープのおかわりが無料です。最近は旅先の飯をその土地のローカルチェーン店にするのにハマってるんですが、観光客の姿がほとんどなく、地元のお客さんが多く地元の会話が聞こえてきて、更にお値段も手頃なのがいいんですよね。まるまつさんはいわゆるファミレスなので、正直メニューはなんでもある...この日は折角宮城ということで牛タンにしたんですが、牛タンはやはりテールスープが美味しいですね、お肉とかはあんまり好きじゃ無いんですが、やはりスープですよ。まあ、牛タン自体は関東ならどこでも食えるもんなんで、あんまり現地感なかったですが...

ちなみに宿でロマサガ2を買った奴がいるらしいです。SteamDeckあればどこでもゲーム出来るもんね。(結局旅の最中はそこまで遊んでなかったけど...

Day 2: 宮城 古川 => 岩手 盛岡 => 秋田 角館

2日目起きて、朝飯食って、さてドライブ開始ということで車に乗り込んだらなんか右脚に違和感が...

ふと見てみたらなんと靴擦れです。1日目は8時間ぐらい高速走ってたのでアクセスペダルを踏み込む右脚を酷使してしまったらしい、ロードスターの運転姿勢は普通の車に比べてかなり低く、寝て運転してるみたいな感じになるので、長距離運転するとかかとに負担がかかりがちです。というわけで靴擦れ対策グッズを現地のドラッグストアで購入だ。

現地購入するのもまた旅の醍醐味なんですよね。旅先の全然勝手がわからんスーパーとか、ドラッグストア探検するのめっちゃ面白いんですよ。しかも車だと荷物実質無限に持てるから、いっぱい買い物もできちゃう。

この日は盛岡ちょい観光予定だったので、まずは盛岡まで移動し、オススメされていた福田パンさんへ。「なんでもしますから福田パン食べてください！！」「えっ、今なんでもって...」と相当な勢いでオススメされていたので、さぞかし旨いんだろうな...と期待しつつ。

福田パンさんでは噂のコッペパンを購入。鉄板のあんバターにしました。店内ではイートインスペースがなかったので、近くの河川敷まで移動してそこでお昼に。ちょうど、地元の専門学校が学祭みたいなのやってて賑わってて、なんか原神のコスプレした人がいたよ...ん？

肝心のお味ですが、噂通りこれはめちゃくちゃ旨かった。パンと具のボリュームがちょうどいいんですよ。どっちかに偏ってない。そしてバターとあんの組合せ最強！あまりに旨い。毎日食いたい。盛岡市民これ毎日食えるのずるくね？となりつつ、思ったよりボリュームあったので、お昼これでおなかいっぱいになってしまった。

レトロな外観の可否館さん。窓側の席が大きい窓で素敵だった

その後は、盛岡と言えば宮沢賢治ということで、噂の光原社さんを訪問し、光原社の敷地内にある可否館という喫茶店へ。もしかしたら混んでるかなと思ったんですが、たまたま空いてたので入れたのでコーヒーでまったり。店内はアンティークグッズに溢れていて、椅子も珍しい皮張りでした。

食器も素敵。コーヒーも濃いめで美味しかった。敷地内には宮沢さん直筆の原稿の展示なんかもあって、これも良かった。普通に商店街の中にコッソリあるので、知らないと入り口わかんなくない？という感じのコッソリ感でした。

盛岡観光はこの辺にして。その後は移動。次は小岩井農場へ。どうでしょう藩士にはお馴染みの安田さんリバース事件の現場です。

農場到着時点で既に15時とかで、あんまり時間がなさそうだったので、今回はざっくりゆるめに。展示だけはしっかり見ましたが、まさか農場内が遊園地というかアトラクションみたいな感じになってるとは思わなかった。一番びっくりしたのはこれで、

頭文字とった奴だったのか。てっきり地名かなんかだと思ってました。農場内にはバーベキュー食べられる所もあって、これが噂の牛見ながら牛食う奴か...と思いつつ、サクサクと牛舎を見学。牛かわいいね。四階建倉庫とかも面白かった。

レンガの積み方がすごい細かい

良い斜光だ。ちなみにドッグランの犬達が夕陽に照らされて素敵でした

農場を出る頃には既に真っ暗になりかけてたので、次の日のために秋田の角館に移動。この日は角館で一泊でした。ちなみに地元の居酒屋で、オススメされた日本酒をたらふく飲んでしまい、大変なことになったらしい。

Day 3: 秋田 角館 => 大仙 => 岩手 盛岡

3日目は宿併設の温泉で朝からさっぱりしてたんですが、お風呂上がりに衝撃の出来事が。そうです。東北に来たら現地人の鈍りです。

他には自分(Me)のことは「おれ(おで)」、貴方(You)のことを「おめ」って言ってるっぽいんですが、早口だから聞き取れない...まあ青森の六ヶ所村の温泉の時なんかマジで外国語にしか聞こえなかったので、それよりはなんとか言葉わかりましたけどね...

朝まったりした後は、いよいよ今回のメインイベント、大仙のジャンボうさぎフェスティバルへ。知る人ぞ知る、でっかいうさぎの展示会。うさぎさんは確かにカワイイ。でもこれが、でかくなっちゃったららどうなるんでしょうか...

www.city.daisen.lg.jp

いや、でっかくてもかわいいんですわ。見てくださいよこの鼻！！超キュート。

みんなでっかい。みんなかわいい。

普通のうさぎは1kgぐらいらしいんですが、このでかうさはなんと6-9kgクラス。比べるとマジでかい。犬かなって思うぐらい。でも、長い耳と、鼻をフンフンしてるのを見ると、やっぱりうさぎなんですよね。ちなみに秋田県大仙市はこのでかうさで有名な都市らしく、道の駅等にもでかうさの紹介が数多くされてます。

イベント会場にはでかうさが100匹ぐらい展示されててどの子もかわいかったんですが、会場の端には普通のサイズのうさぎを展示してるおじさんもいて、自由に触って良いよということだったので、小さいうさぎさんもさわさわしました。いや、かわいすぎる...ドワーフラビットという種類のうさぎさんらしいんですが、もちもちふわふわで「私、お持ち帰りするわ！！」って思わずなりそうなぐらいでした。自分の飼ってるうさぎさん連れて散歩してる人も結構見かけましたが、でかうさとのサイズ感に戸惑うばかりでした。

うさぎをたっぷり吸った後は、再び盛岡へ移動。この日は盛岡の郊外に宿を取っていたので、また盛岡まで移動する感じになったんですが、途中の雫石当たりの国道(R46)が紅葉見頃で鮮やかで本当に綺麗でした。写真を残せてない(運転してるからね！)のが残念ですが、まあ見て楽しんだのでヨシと。

盛岡に着いてからは、そういえば東北の地図(ツーリングマップル東北。普段は中部と関東を使っているが、東北の地図がなかった)をそろそろ追加しておきたいなと思ったので、大きいTSUTAYAに寄ったんですが、ここの店舗がでかくてすごかった。

かなり専門な技術書も置いてあったし、ガンプラまでおいてあった。お目当てのツーリングマップルは買えたんですが、割とマニアックな本いっぱい置いてあったので、しばらく立ち読みしてしまいました。旅先であっても技術書漁るの楽しいんだよな。

夜は宿の近くの冷麺屋さんに。いよいよ盛岡冷麺とのご対面であります。

きたぜぴょんぴょん亭。今回一番楽しみにしてたお店。

というわけで、盛岡と言えばぴょんぴょん亭。冷麺と焼肉を両方キメて優勝しました。ここまで3日間ずっと良い飯食ってるのでそろそろ肥りそう...

焼肉はまあどこでもあるような焼肉なんですが、冷麺が凄かった。

冷麺って結構さっぱりした印象だったんですが、これはクリーミーで繊細な味付け。とにかく美味しい。一口一口が絶妙。あまりに美味しくてスープまで全部飲みきってしまった。腹が減ってたらおかわりしてる。危ないところだった。というわけで、非常に美味しかったです。岩手通る際は必ず立ち寄って食べようと思った。本当に。でも、店舗リスト見たら関東にちょくちょくあるっぽかった。くそう、首都圏め...

と、行ったところで長くなってきたので続きは後編へ続きます。