Trance Shift 8 - Notes

クルマと温泉とキャンプとゲームと登山、たまにDTM。

最高の世界旅行ゲーム、Assassin's Creed Odysseyをクリアした

昨年買ってからちまちまと続けてきたアサクリのオデッセイを今更ながらクリア&トロコンしました。昨年購入時に少しやったものの、FF14に復帰したり他のゲームやったりしてたのですが、サブにゲーム用の4Kディスプレイを導入してからFF14のシャキ待ちなどの隙間時間にすこしずつ進めていたものがようやく終わり、となりました。ゲームとしては微妙なところもあるけど、風景を楽しむには最高のゲームでした。

以下、ネタバレというネタバレはあまりないですが、感想。

難易度はユルめで、景観を楽しむゲーム

まずはともかくグラフィック。息を呑む美しさ。グラフィックエンジンが凄すぎてプリレンダリングじゃないよな...?と確認するぐらいのクオリティです。ゲーム開始してまず感動するのがそこ。そしてそれはゲームを終えるまでずっとそうです。

ただ、このゲームの難易度はユルめです。マップが超広大で探索するのがメインになるので、戦闘とか隠密行動みたいなのは結構ユルめ。オープンワールド + スニーキングなので、Metal Gear Solid 5とかに感触としては近いですがMGSほどガチガチではなく、ゆるーく暗殺を楽しめる感じになってます。もちろん難易度上げることもできるんですが、単純に敵のHP上がってストレス溜まるだけなのであんまり面白いとは思えなかったです。後半はいろんなチート技(例えば壁を貫通する弓矢が打てる)がつかえるので、無双感も味わえますが、やりすぎるとバランス崩壊するので適度に。

マップは世界中どこにいっても息を飲むほどの美しさで、4K/HDRディスプレイを導入している人なんかにはとてもとてもおすすめ。フォトモードがやたら充実していて、何気ない風景でもドラマティックな絵に変えることが出来ます。写真がうまくなったのでは?と錯覚するぐらい。ちなみに掲載していあるスクリーンショットはHDRがかかってない映像になるので実際にはこれより更にダイナミックレンジが広い映像になる、と考えてもらえれば。

探索は結構快適で、目に見える山や島へはほぼ例外なくすべて到達できます。また、壁や崖があっても全部登って行く、パルクール的な動きができるので実質的に無敵です。オープンワールド系のゲームでかつてこれだけラクに探索できるゲームがあっただろうか...このゲームやってからゼルダの伝説とかに戻るとジャンプ力が低すぎて「?」となります。他のオープンワールド系ゲームに戻る際はご注意を。

歴史的遺産を自由に探索し、紀元前430年を知る

縮尺がかなりスケールされてますが、マップは実在するギリシアのエーゲ海あたりをモチーフにしてます。ゲームの後半になるとマップがほとんど開示されて、あらゆる場所を観光し放題になるんですが、実在する歴史的遺産をしっかり元に考察されて当時の景観までもが再現されていて、ちょっとした遺産の説明なんかも書いてあるのでゲームを止めて、横にあるPCで実在するやつってどういうやつなんだろう?と調べたりしてるうちにあっという間に時間が過ぎます。これがめっちゃ面白いわけですね。

例えば、ゲームが開始時に主人公がいるケファロニア島なんかも実在します。島の形は結構似てます。ただゲームだと実際よりも小さい島になっていたりします。要はゲーム用にアレンジされているわけですが、このあたりも比較して楽しむとなかなかおもしろかったりとか。歴史に詳しい人だと景観の1つ1つ細部にまでこだわって作られてるので感動もすごいらしい(例えば柱1本の構造まで徹底されているらしい)ですが、そこまで知らなくても、現地に観光してる気分になれます。

アサシンクリードはやっぱり観光ソフトなんですね...

ストーリー、トロフィーコンプリート

一応今回はトロフィーコンプまでしてみました。というのもストーリーについては一区切りはあるものの、あまりにさっぱりしすぎて終わったナァ!という気になれなかったためです。アサシンクリードは主人公が一応2人いて、現代編(おまけ。アトランティスを発見する)とギリシャ編(本編。家族と再会する)でそれぞれ目的があるわけです。ストーリークリアはいわば本編なんですが、それが終わっても現代編の目的は達成できないので、もう少し頑張る必要がある、ということですね。また、主人公にとっての天敵だったコスモスについても全員を始末してないので、「じゃあコスモスの亡霊(ボス)って誰なんだ!」というのは気になるわけです。

なので、トロフィーコンプという形で今回はやってみました。結果、トロフィーコンプする意味はあんまりなかったんですが、気になる現代編も一区切りついたし、コスモスの亡霊も明らかになったし...ということで目的はそれによって達成出来た形になりました。でも、コンプを目指してしまうとどうしても作業感が出てきてしまうのがちょっと残念ポイント。まあ、コンプっていう行為自体がそういうものなのでしょうがないのですが。

一応まだDLCとかも残っていて、そっちには手を出してないのですが機会があったら。アサクリについては今年は新作が出ないそうですが、割と楽しめたゲームなので次が出たらまた買おうと思います。でもしばらくオープンワールドはいいかな...

ちなみにこういう選択肢出るのとても好き。