Trance Shift 8 - Notes

クルマと温泉とキャンプとゲームと登山、たまにDTM。

ノイキャンヘッドホン SONY WH-1000XM3 を買ったので全力でオススメをしていく

先日買ったノイキャンヘッドホンWH-1000XM3をおすすめしていく記事です。

今年買って良かったもの、ナンバー2に君臨するぐらいとても良い買い物だったのでおすすめしておきます。主に、私みたいな

  • ずっと昔ながらのケーブル付きイヤホン/ヘッドホン使ってきた
  • 別にケーブル繋げば音なるし、ちょっと嵩張るけどこれでいいんだ...!
  • といいつつ最近話題のワイヤレスイヤホン、ヘッドホンに興味を感じずにはいられない...

という人に主にオススメです。

イヤホンからヘッドホンへ

東京に住んでいる時は通勤といえばイヤホン必須。更に職場も騒がしいのでイヤホンが欠かせない。というイヤホン族だったのですが、諏訪に移住してからというもの、移動は車になるし職場は静かなことが多いのであんまりイヤホンの類は必要としてこなかったのですが、それでも特急での移動やたまの東京出張などの時にイヤホンが必須にはなる状況で、ずっと5年ぐらい前に買ったERのhf5というイヤホンを愛用してきたのですが、奇跡的に断線せず未だに使えてたのですが...

ただ、昔ながらのワイヤードな普通のイヤホンなのでiPhone 7になりイヤホンジャックがなくなり、iPhone XSになりやはりジャックが無い状態が続き...いい加減Bluetoothタイプに切り替えたら良い気がする!というわけでワイヤレスタイプのものがなんとなくいいなーと思い続けてはや数年がたったわけなんですけど、るね教授(@stillness) にM3でSONYのWH-1000XM3というヘッドホンを試させてもらったところ、かなりの衝撃を受けて買おうかな、買おうかな...となっていたのですがこの度晴れてAmazonさんでも価格がこなれてきたので購入に踏み切りました。

驚愕のノイキャン性能

とりあえず主に言いたいのはコレです。ノイキャン性能が本当に驚異的すぎる。当初、あくまでワイヤレスヘッドホンとして購入を考えていたんですが、こいつのいいところはなんといってもノイキャン性能です。

音楽を全く流していない状態でも、電源を入れるだけで周りのノイズがほとんど消えてしまう。例えば、バスや電車のロードノイズはごっそり消え、設定次第では会話も消すことが可能。イメージとしては主に低中音成分が消せて、高音成分だけは残ってくるイメージ。例えばマウスのクリック音や、キーボードのタイプ音なんかは微かに聞こえたりする。でも、PCのファン、暖房や空調のゴーという音はほぼ消える。というイメージです。要は電源入れた状態だと高性能なイヤーマフになるわけですね。

この上、更にワイヤレスヘッドホンになるので、無意味に音楽を大きくして周りの音をかき消す必要がないし、音楽を流さなくても静音環境が作れるので作業なんかにはメチャクチャ集中できる環境が作れるわけです。実際、仕事中に装着してる時は音楽を流してないことも多いぐらいですね。

ちなみにノイキャンは実はその昔ノイキャンイヤホンを購入したことがあって、もう7年か8年前だと思いますが、その頃のものとはもう別物ってぐらい自然にノイキャンがかかります。だいたいノイキャンONにしてると高温域にサーって音が入ってたんですが、1000XM3だとそれも聞こえないぐらい。ごくごく自然に、というよりそもそも音が無かったかのようにノイキャンがかかります。

どれぐらい自然に感じてるかというと、使い始めたての頃にヘッドホン外すと暖房の音の大きさに心臓がビクッってなったぐらいです。

ちなみに密閉型なので夏場はちょっと蒸れそう。耳は疲れにくいタイプだと思います。連続3時間ぐらいは全然大丈夫です。長時間連続で付けるの考えるならちょっと疲れるかもしれないので、お気をつけて、という感じかな。

十分なバッテリー性能とレイテンシ、そして有線対応

スペックの話にはなりますが、バッテリーめっちゃ持ちます。なんと30時間。私の場合、普段は1日1-2時間も使わないぐらいなのでまだ購入してから一度も充電していないぐらい。更にUSB-Cが採用されているので緊急充電も可能らしい。私はもともとイヤホン派の人なので、ノイキャンイヤホンを検討していたんですが、完全ワイヤレスイヤホンだとだいたいバッテリーが数時間なんですよね。完全ワイヤレスは理想にとても近いけれど、いざという時にバッテリーが切れると結構困るなあ...という感じだったのでこのスペックならめっちゃ安心できるわけです。

また、Bluetoothということで気になるのはレイテンシですが、対応Codecが SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC となっているので、iPhone XSの場合はAACが利用できます。私はSBCしか知らなかった頃の古代人なのでレイテンシはめちゃくちゃ心配してたんですが、AACであれば遅延は100msぐらいなのでほぼ気にならないかなという感じ。うちのカーナビのSBCなんて1秒ぐらい平気で遅れますからね。それに比べたら全然快適です。ゲームも出来る。(但し音ゲーは無理だと思います。私やらないけど)

嬉しいのはそれでも遅延が我慢できないー!という場合は有線を接続すると普通のヘッドホンになることです。一度も使ったことはないですが、結構遅延がシビアなところで使わなきゃいけないとか、何らかの形でBluetoothが使えないなんかの時に役に立つ感じですね。この状態なら電源もいらないですしね。

あとは結構気になる人が多いと思うマルチペアリング対応ですが、めっちゃスマートではないけど普通に使える感じ。私の場合は、

  • MacBook Pro
  • iPhone XS

と主にペアリングしてますが、どっちかのBluetoothを切っておけば勝手に繋がってくれるという感じですね。ヘッドホン側でペアリングをセレクトするみたいなのは無いです。

イヤホン派の人があえてヘッドホンを選んだ理由

私の場合は実は大した理由じゃなかったりします。イヤホンを選んでいたのは、

  • 持ち運びする時に小さい!(ヘッドホンは大きい)
  • カナル型を選べば周りに音が漏れにくい + 周りの音を遮断しやすい
  • ヘアスタイルが崩れることがある

という理由からだったんですが、1000XM3の場合、

  • イヤホンレベルとは行かないが折り畳めるので結構コンパクトになる (持ち運ぶには困らない)
  • 密閉型なので音は漏れにくいし、ノイキャンで雑音を遮断できる
  • ヘアスタイルは諦める (最近は帽子を愛用しているので別にいいかなと思っている)

という感じでデメリットをある程度回避できて、なおかつ

  • イヤホンにありがちな絡まったコードを解いて装着するという手間が必要ない (コードがそもそも無い)

というメリットもあるわけですね。

たたむとこんな感じ。もちろん重量増とかの他のデメリットもあるんですが、主に気になっていた点はだいたいクリア出来るので思い切った感じです。結構コードが絡まるの解くの地味に面倒ですからね...

というわけで今ちょっと値段また上がっちゃってますが、また落ち着いてくると思いますのでぜひおすすめです。

kakaku.com

価格.comとかで目標値段通知を設定しておくのがおすすめですヨ。