タイトルの通り久々にPCを組みました。いや、正確にいえばマザーボード一式のコアの部分を取り替えました。
いつも通り写真は関係ないです。
戦うSandy Bridgeおじさん
今まで使っていたPCは2012年に組んだもので、2011年のSandy Bridge 2700Kブームの頃に作ったものです。当時のスペックは
- CPU: i7 2600K + X68
- Memory: DDR3-1066 4GBx2 (1333だったかもしれない)
- SSD: Crucial m4 128GB
- VGA: GeForce 8800GT
とかだったと思います。その後、
- Memory: 4GBx4 => 16GBに増設
- VGA: 8800GT -> GTX 650 -> GTX 970
とパワーアップしてます。ケースや電源も換装してますが、現代のゲームってほとんどVGA性能に依存しているのでi7 2600Kでもほぼ問題なく動いちゃうんですよね。細かいところ突き詰めるとCPUをとっかえると10-20%ぐらいパフォーマンスアップするらしいんですが、細かい差なので普通にゲームをエンジョイ勢でやるぐらいなら十分だったりしますし。
とはいえ、PC組んでから6年。不調は今の所認められないですが、DTM中にもCPUが溢れたり、動画編集中にメモリが足りなくなったりしたのでそろそろやっておくか...と重い腰をあげたSandy Bridgeおじさんが選んだのは...
敢えてRyzen 7 2700X
PCパーツを買うのはいつだってワクワクしちゃうんだ...
なぜかRyzen。今買うならi7 8700Kのコストパフォーマンスが優れてるんでRyzenを選ぶ理由はそんなにないんですが、6C/12Tより8C/16Tの浪漫で。2700Xは出たばかりのCPUで定格最高メモリクロックがDDR4-2933とかいうので動くみたいなんですが、そんなメモリは高価で買えるわけもないのでArkのDDR4-2666をチョイス。メモリが高騰してる中どうしても動画編集用に最低限32GBは詰みたかったので最低限にしました。最悪メモリで困ったらOCすればいいので。そんなわけでスペックはこんな感じに。
SSDは当初は買う予定なかったんですが、ついでだからNVMeにしたら?とアドバイスを貰ってしまったのでえいやっと勢いで買いました。
今のところCPUもメモリも定格で動作してるんですが、メモリは3200あたりまでOCしてやるとパフォーマンスが伸びてくるそうなので、気が向いたらチャレンジしてみてもいいかなとは思ってます。が、今の所i7 2600Kと比べるとパフォーマンスは2倍ぐらいに伸びてるので困ることがないですね...
しかしこの中で最も効果があったのは実はSSDだったのです。
爆速NVMe 970 EVO
もともと、SSDはCrucialのm4がついてました。こいつをメインドライブにして運用してきたわけです。SATA接続ですが、シーケンシャルリードで約400MB/s近くは出るいたので特に不満もなく利用してたんですが、いかんせん容量が128GBだとアプリケーションがほとんど入りません。なので、ゲームとかは必然的にHDDに追いやられることになっていたんですが、今やHDDもそこそこは高速化している(SeagateのBarracuda使ってるんですが200MB/sオーバーです)ので、特に不満もなくこれでいいか。と思っていたのです。
なので、SSDの換装は考えていなかったものの、せっかくマザボを換装したのでM.2(NVMe)に挿してしまえ、ということで噂の970 EVOに変えてみたんですがこいつに変えたら世界が変わりました。
とりあえず起動テストで今まで使っていたm4の方で起動したときはなんとも思わなかったんですが、クリーンインストールで970 EVOの方をメインドライブにしてみたら、OSの起動やアプリの起動や明らかに今までのPCと違うと体感できるほど高速に。
爆速なのでこれで安心ですね pic.twitter.com/9crCTgq9y2
— Lix / すかい (@skyriser) 2018年6月13日
ベンチ図ったらこう。3GB/sオーバーです。今までのSSDに比べると8倍ぐらいです...そりゃ動作速度変わっちゃうわなと。
14chanのマップの切り替えが10 -> 3-4秒ぐらい。NVMeすごいな...
— Lix / すかい (@skyriser) 2018年6月13日
例えばFF14なんかはこうなります。キャッシュがあるマップなんかだと最も早いことも。これはほんとに快適です。他にもAfter EffectsとかのディスクキャッシュもSSDに置いておけるのでストレスが本当になくなりました。

Samsung SSD 500GB 970 EVO M.2 Type2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 5年保証 正規代理店保証品 MZ-V7E500B/EC
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SATA -> NVMeのSSD換装は本当におすすめ
そんなわけでCPUもマザボもメモリも変えましたが、一番効果があったのはメインドライブをNVMeにするということでした。これを効果的に狙うならNVMeからの起動が可能なUEFIを積んでるチップセットが必然的に最近のものに限られるため、これに引きずられる形でCPUを更新する、という感じになりますが、流石にSandy Bridgeとかは耐用年数が近いと思われるので、全部とっかえるのが賢そうです。
わたしの場合、基本的にメインとなるPCは自作PCでずっとやってきてます(ちょっとMacに浮気したこともあるけど)が、これだけの長期間CPUコアを変更しないというのは初めてでした。が、やはり4年ぐらいで更新していかないと不満はなくても地味なストレスかかえてしまうなという感じですね...
このまま行くと次は2022年ごろの更新になりそう。でもその前に新型GeForceへの変更が行われそうな今日このごろです。
おまけ
最近のPCはひかるからつよい。